自分史出版

執筆するにあたって
 
自分史用の年表をつくる
   年表は和暦、西暦、社会の出来事、家族や自分の出来事を、わかる年、わかった事柄から順次記入しておきます。社会の出来事は、歴史年表を参考にして記入します。この年表が執筆の際の手助けになります。
 
執筆順序
   年代順に几帳面に書いていく方法と、印象深かった事柄を断片的に書き貯めておき、全部書き終わってから年代順に並び替える方法と、二通りありますが、後者の方が気楽に書けてよいかも知れません。
 
文字は丁寧に書く
   原稿用紙(市販のA4判400字詰の原稿用紙が手ごろでよいと思います)の1マス1字づつ、丁寧に楷書で書きます。達筆を誇示するようなくずし字、あるいは判読に苦しむ自己流の文字は印刷会社泣かせで、納期が延びる遠因にもなります。
 なお、句読点や「かっこ」なども、すべて1字1マスを使用します。行の初めに会話が始まるようなとき、あるいは引用文が始まるようなときのかっこは、普通はいちばん上にカギかっこを入れて、2字目から文章が入ります。かっこの中の文中に、更にかっこが入るときは、そのかっこは二重かっこを使います。
 文中に引用の詩・歌・句があるときは、行を改めて前後を1行あけるとか、行の上を2字、あるいは3字あけるかします。
 
文章はやさしく
   老若男女に一番読まれているのが新聞です。新聞記事を表記の目安にして、ごく普通の言葉で優しい文章を書くよう心掛けましょう。仮名遣いは、新仮名で書けば若い人にも抵抗なく読んでもらえると思います。新聞社などから「用語の手引き」が出版されていますので利用されるとよいでしょう。
 
段落は短く、改行は早めに
   1つの段落が10行も20行も続きますと、読むのに根気がいります。段落を短くして改行を多くしますと、誌面に余白ができて読者に安らぎを与えます。
 改行は息抜きですから、せいぜい1段落4〜5行程度に止め、早めに改行しましょう。
 
推敲に時間をかける
   原稿を印刷会社に渡す前に、内容の吟味、表記の統一など入念にチェックし、何度も音読してみてひっかかる箇所、あるいは読み進んで呼吸が苦しくなるようだと、句読点の用い方を再考する必要があります。
 また、人名・固有名詞、間違えやすい類字の使い分け、例えば「観光・勧告・歓迎」、「獲得・収穫」、「往復・重複」など、国語辞典でよく確認しましょう。
 なお、印刷会社では、完全原稿での入稿を原則としますので、校正時に大幅な原稿の手直しをしますと、印刷会社では全面的なやり直しをすることになり、その分追加料金を請求されますから、事前に充分時間をかけて推敲しましょう。書き終えた原稿には通し番号をつけます。
 
▲戻る