儒学者だった頼 杏坪は、58歳になって備後北部の代官になり、73歳で三次町奉行となった人物です。北の貧村で飢饉や圧政に苦しむ民百姓を救うため、飢饉に備えて柿の栽培を奨励したり、神社に古老を招いて敬老の宴を催すなど民政に尽力しました。
史実を交えながら、その裏に隠れた人々の営み、そして「愛」「夢」「野望」「裏切り」「不正腐敗」「私利私欲」といった人間臭さを浮き彫りにしています。
三次ゆかりの偉人 頼 杏坪の事績・道徳観を掘り下げて描いた歴史小説です。ぜひご一読ください。
B6版 上製本432頁
価 格 1冊 1,760円 (消費込み・送料別)
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